太陽の恵みを取り入れた、省エネトップランナー基準の家
この家の最大の特徴は南側全面に設けたパッシブスペース(サンルーム)です。このパッシブスペースは、物干場としても大活躍しますが、本来の目的は日射取得による暖房効果です。太陽高度の低い冬場において日射しが3〜4時間差し込めば、たちまちパッシブスペース内の温度が40℃〜50℃まで温度が上がり、この温度を室内に還元することで燃料コストのかからないお日さま暖房となっています。さらに外装を総タイル張りとし、後々のメンテナンスコストにも配慮しました。いい家を建てて長く使いたい。お客様の願いを形にした素敵な住まいが完成しました。
● 企画・設計/松田文利 ● 実施設計/三宅恵美子 ● 大工/川口幸男
お客様の声
「私たちの希望を余すことなく叶えてくれました」 佐藤 伸 様
夏は外が暑くても室内に入ればひんやり快適です。梅雨の時期も短時間のエアコン除湿をかけると、すぐに涼しくなります。 冬は日差しがパッシブスペースに入ることで、暖かい空気を室内に取り込むことができます。 また、一階二階ともにパッシブスペースを設けたことで、一階には子供のビニールプールや洗った靴等をさっと干せて便利です。 二階のパッシブスペースでは、毎日の洗濯物に大活躍です。 私の一番のお気に入りは、一階の床を無垢材にしたことで、冬は木の温もりがあり、フローリングとは違いヒンヤリしません。夏はサラリとしていてベタつかず、心地良くすごせます。床暖房を入れたことにより、冬は足元から暖かくてエアコンとは違う温もりがあります。 外気の影響をうけにくい内外両断熱にしたことで、夏暑くて冬は寒い山形の気候でも快適にすごすことができます。私たちの希望を叶えてくれる家を建てることができました。これから長いお付き合いになるボスコホームのスタッフの方々は、何かあれば、すぐに駆けつけ親切に対応してくれるので安心です。今は庭に花や野菜を植えるのを楽しんでいます。